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母なる復讐

監督:キム・ヨンハン
脚本:イ・サンヒョン
撮影:ジャン・ハンチョル
編集:キム・ミジュ
音楽:リー・ジョンス、セオ・テヨン
出演:ユソン、ナム・ボラ、ドンホ、ユ・オソン、クォン・ヒョンサン、イ・サンミン、チョン・ソヤン、ソン・ウン、チェ・デチョル

2012年/韓国
日本公開日/2014年1月26日
カラー/16:9 ビスタ/ステレオ/92分
配給:「母なる復讐」上映委員会
(c)Daisy & Cinergy Entertainmnt Co., Ltd

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未体験ゾーンの映画たち2014

母なる復讐(Don't Cry, Mommy)

story

 夫と離婚したユリム(ユソン)は、高校生になったばかりの一人娘ウナ(ナム・ボラ)と新しい生活を始める。チェロを演奏するウナは、新しい学校でスミン(チョン・ソヤン)という友だちもできて楽しそうだ。ユリムはカフェを作るために物件を探し、水泳教室にも通い始める。

 ウナは同じ学校の男子、ユン・チョハン(ドンホ)と知り合い彼に惹かれていく。不良ぽい少年たちとつるんでいるチョハンがユリムは気になるが、娘の恋を応援して得意のチョコレートを作る。ウナは手作りチョコをプレゼントするため、勇気を出してチョハンにメールを送った。

 ユリムが水泳教室の男性に誘われて外出していた時、悲劇が起こる。学校の屋上でチョハンと待ち合わせしたウナは、不良仲間のパク・チュン(クォン・ヒョンサン)やハン・ミング(イ・サンミン)たちに襲われ、チョハンはその様子をスマホで撮影するのだった。ユリムが病院に駆けつけると、心身共に傷ついたウナが横たわっていた。

 警察に拘留されていた3人は未成年のため、担当のオ刑事(ユ・オソン)から示談を勧められるが、ユリムは裁判に訴える。しかし、証拠不充分のため2人は無罪、1人は保護観察処分となる。釈然としないユリム。しかし、傷ついたウナにさらなる悲劇が襲いかかり…。

●アジコのおすすめポイント:

韓国で実際に起こった未成年による性犯罪に基づいて作られた衝撃作です。公開初日に興行成績1位となり、第2の『トガニ 幼き瞳の告発』と注目されました。監督は本作で長編デビューしたキム・ヨンハン。主演の母を演じるのは『黒く濁る村』やドラマ「馬医」でお馴染みのユソン。娘を『サニー 永遠の仲間たち』や「太陽を抱く月」のナム・ボラが演じます。少年たちを演じるのは、U-KISSを脱退したばかりのドンホ。イメージが傷つく恐れをはねのけ、役者としての挑戦を選びました。『ザ・タワー 超高層ビル大火災』にも出演していたクォン・ヒョンサンは、巨匠イム・グォンテク監督の息子です。


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