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サニー 永遠の仲間たち

監督・脚本:カン・ヒョンチョル
撮影:イ・ヒョンドク
編集:ナム・ナヨン
音楽:キム・ジュンソク
出演:ユ・ホジョン、シム・ウンギョン、ジン・ヒギョン、カン・ソラ、コ・スヒ、キム・ミニョン、ホン・ジニ、パク・チンジュ、イ・ヨンギョン、ナム・ボラ、キム・ソンギョン、キム・ボミ、ミン・ヒョリン、ユン・ジョン、キム・シフ

2011年/韓国
日本公開日/2012年5月19日
カラー/シネスコサイズ/ドルビーSRD/124分
配給:CJ Entertainment Japan
(c)2011 CJ E&M Corporation
2011年 大鐘賞
 監督賞(カン・ヒョンチョル)/編集賞(ナム・ナヨン)
2011年 釜日映画賞 新人女子演技賞(カン・ソラ)


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サニー 永遠の仲間たち(Sunny)

story

 ナミ(ユ・ホジョン)は完璧な夫と高校生の娘に恵まれ、専業主婦として何一つ不自由のない日々を送りながら、どこか物足りなさを覚えていた。

 ある日、入院する母を見舞った病院で、高校時代の仲良しグループ「サニー」のリーダーだったチュナ(ジン・ヒギョン)と再会する。しかし、喜んだのも束の間、彼女が癌で余命2ヵ月とわかる。「ひとつ頼んでもいい?」とチュナ。「死ぬ前にもう一度だけ、サニーのみんなに会いたいな」

 出張する夫を見送った後、ナミは久しぶりに高校へと向かう。そこは、25年前のあの時、あの場所…ナミはいつの間にか高校生の自分に戻っていた。田舎からソウルへやって来た転校生のナミ(シム・ウンギョン)は、自己紹介でつい方言が出て失敗する。そんな彼女を助けてくれたのが、姉御肌のチュナ(カン・ソラ)だった。

 ナミは次々に楽しい仲間たちと知り合う。二重まぶたに憧れるチャンミ(キム・ミニョン)、国語教師の娘なのに口汚いジニ(パク・チンジュ)、キレると怖い文学少女のクムオク(ナム・ボラ)、ミス・コリアを夢見るポッキ(キム・ボミ)、そして謎めいた美少女スジ(ミン・ヒョリン)。ナミはすぐさま彼女たちに溶け込み、7人目のメンバーとなる。

 深夜ラジオに投稿して「サニー」というグループ名をもらい、永遠の友情を誓った7人。彼女たちの時間は瞬く間に流れていく…。かつての担任を訪ね、チャンミの消息を聞き出したナミは、さっそく連絡を取る。現在のチャンミ(コ・スヒ)は成績の上がらない保険のセールスレディ。二人は他のメンバーを捜すため、とある探偵事務所を訪ねる。

●アジコのおすすめポイント:

過去と現在が交錯しながら、7人の仲良しグループの青春時代が懐かしいヒットソングと共に甦るヒューマン・ストーリー。映画と同じく、25年前に高校時代を過ごした世代にはたまらない作品でしょう。もっとも韓国の25年前は、日本とは社会的背景が異なるのですが、サニーの面々はそんな時代も吹き飛ばす勢いで駆け抜けます。ドラマでお馴染みのシム・ウンギョンをはじめ、少女たちの演技が素晴らしく、特にチュナ役を演じたカン・ソラやスジ役のキム・ミニョンは印象的。25年の歳月は彼女たち、そして彼女たちを取り巻く人々をも変えていきます。監督はデビュー作『加速スキャンダル』が大ヒットしたカン・ヒョンチョル。ちょこちょこといろんなスターが顔を出すのもお楽しみです。


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