順番だと次はアーロンなんですが、なぜか飛ばしてウーズンへ。(その理由は後で判明)
ウーズン「僕が紹介したいのは、台湾最南端の街、墾丁(ケンディン)です。僕たち台北に住んでいる者にとって、墾丁へ行くととても心が洗われるような気がします。墾丁ではよく映画やドラマ、コマーシャルの撮影などで行くのですが、行くたびにうれしくなります。なんていうか、太陽が特別に大きいような気がするし、空気もいいし、海辺の景色もすごく美しいし…それに、なんといっても、シーフードが豊富。例えば、朝は海辺でゆっくり遊んで、夜はたっぷりシーフードを食べることができるんですよ。だから、墾丁ではとてもシンプルな生活だけど、いろんな意味で満喫することができて、とてもハッピーになれます」
「ちなみに、シーフードのおすすめは?」の問いに
ウーズン「オイシイ。エビ、カニ、カキフライもおいしいです。国立公園も美しくて、大きな灯台があり、景色がとてもきれいです。もう1つ捕足すると、たくさんの民宿もあります。それぞれに個性があり、きれいなので、ぜひ体験してみてください」
さすが、グルメのウーズンらしいコメントでした。お次はアーロン。
アーロン「3人がいろんな街をご紹介しましたが、台湾島でいうと西側が中心でした。僕は台湾の東にある宣蘭(イーラン)をご紹介します。宣蘭は歴史の古い街で、台湾の様々な文化の発祥地でもあります。おいしいものもたくさんありますが、楽しい場所がたくさんある面白い街です。また、宣蘭にはパペット人形劇(布袋戯)をはじめ、様々な伝承劇やフォルクロアが残されています。台湾文化を知りたい方や好きな方は、ぜひ宣蘭へ行ってみてください。なぜ、この話をご紹介したかというと、実は後で、僕たちがある神秘的な出し物を用意しているからです」
ということで、早速その神秘的な出し物が登場。映画『戯夢人生』や『深海 Blue Cha Cha』でお馴染みの伝統人形劇、布袋戯(プータイシー)で『西遊記』を披露してくれることに。
アーロン「このパペット人形劇は、実は17世紀に始まった伝承劇で、人形の頭は木製です。これに関しては、台湾にはいろんな鋳型があるようなんですが、ちょっと忘れました。とにかく、とても歴史の長いものです」
ここから、威勢のいい孫悟空役のジローの声と共に『西遊記』の始まり。西遊記の4人(ケルビンが沙悟浄、ジローが孫悟空、アーロンが三蔵法師、ウーズンが猪八戒)が、台湾にあるたくさんのおいしい物や美しい観光地を紹介する劇にアレンジされていたようで、マンゴーや牛肉麺などが出て来て「オイシイ!」「ウマイ!」という声が飛んでました。そして最後は4人揃って人形を構え「イー、アール、サン! Wish to see you in Taiwan!」で終了。
ケルビンが沙悟浄、ジローが孫悟空、アーロンが三蔵法師、ウーズンが猪八戒の人形を担当。孫悟空の持っている如意棒はくるくる回ります。
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なかなかの動きに「相当、練習したんでしょうねえ」と赤坂氏が尋ねると、「してません」と口々に答えるメンバーたち。
ケルビン「練習する時間はなかったんですが、小さい頃に見慣れていたので、見て覚えていました。今回が初めてですが、やってみてとても面白かったです」
ジロー「これも台湾に長い間、伝わっている伝承劇です。これを通して、台湾の文化やおいしいものを皆さんに紹介し、ぜひ実体験していただきたいです」(拍手)
ここからやっと質疑応答へ。
Q:CM撮影時のエピソードを教えてください。
アーロン「エピソードというよりも、とても難しい撮影でした。ブルーバックで撮影したんですが、撮影している時は、先ほど皆さんが見たような美しい風景はないので、想像しながら、ムードを作りながら撮影にのぞみました。例えば、ボートを漕ぐときですが、オールがないので一生懸命漕ぐ演技をしました」
ジロー「そうなんです。まったく何もなかったので、とにかく頭の中に美しい風景を浮かべて、撮影にのぞみました」
Q:オススメのおみやげを教えてください。
ケルビン「先ほど僕がご紹介した、台中の名物をご紹介しましょう。台中の有名なおみやげは太陽餅です。ある通りに行くと、太陽餅を売っているお店が何十件もあります。太陽餅にはレア(生)なものがたくさんあり、食べると口の中で溶けて、とても柔らかくておいしいんです。有名なパイナップルケーキもありますので、台湾へ来たらこの2つをぜひ買ってください」
ここで赤坂さんがまとめようとすると、グルメのウーズンが乱入。
ウーズン「捕足させていただくと、台湾にはとてもおいしいビーフ・ジャーキーや、牛肉や豚肉で作ったデンブ(肉絲)があります。そのまま食べるのもおいしいし、お粥と一緒に食べても、とてもおいしいです」
ここで、スペシャル・ゲストが登場。歌手の倉木麻衣が登場し、花束をメンバーひとりひとりに贈呈します。台湾へは何度か足を運んでいるという倉木麻衣。「ファンの皆さんが日本の国を愛してくれていて、日本語で答えて返してくれるのに感動しました。街もアグレッシブで、情熱的な国だなと思いました」と台湾を絶賛。3週間前にも訪れたそうで、士林夜市でおいしいものをたくさん食べて、リフレッシュ。特にマンゴーかき氷は涙が出るほどおいしかったと話していました。そして、観光局からは、倉木麻衣に感謝状が贈呈されました。
左よりケルビン、ジロー、倉木麻衣、アーロン、ウーズン
この後に、フォトセッション。最後はまた、4人揃って元気に「オツカレサマデシタ!」でステージを去って行きました。新・台湾観光イメージキャラクターに任命されたばかりの4人ですが、来年2月15日には、早くもファン・イベントが開催されます。来年の台湾観光キャッチフレーズは「台湾を遊ぼう」。飛輪海の4人と共に、台湾の新たな魅力を発見してください。
(取材日:2008年12月10日 都内某ホテルにて)
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