トリプル・スレット(Triple Threat)
story
東南アジアの都市マハ・ジャヤに中国の富豪で有力者の娘、ティエン・シャオシャン(セリーナ・ジェイド)が到着する。彼女は父から受け継いだ資金を、現地
で多発している中国人を狙った組織撲滅のために寄付すると宣言していた。
その頃、ジャングルでは迷彩服の傭兵部隊がマハ・ジャヤの収容施設を襲撃する。現地ガイドとして、タイ人のパユ(トニー・ジャー)と中国人のロン・フェイ(タイガー・チェン)も加わっていた。しかし、部隊は凶悪なテロリストのコリンズ(スコット・アドキンス)だけを救い出し、施設を爆破して壊滅させる。
パユと闘って倒れていたジャカ(イコ・ウワイス)は助かるが、最愛の妻を殺され復讐を誓う。数日後、ジャカはムエタイ賭博の闇リングでパユとロン・フェイを見つけ、試合を挑む。ジャカはロン・フェイに負けるが、パユは彼を部屋へ連れ帰る。襲撃の時、人道的任務と騙されて協力していた二人も一緒に爆破されようとしたのだ。
その夜、3人は共通の敵を一緒に倒そうと盛り上がるが、翌朝、ジャカの姿は消えていた。代わりに警察がやって来て、二人は違法賭博で逮捕されてしまう。一方、ジャカはコリンズに連絡して、二人が警察署にいることを伝え、仲間に加わる。コリンズは黒幕の女から、ティエン・シャオシャンと逃げた二人を始末するよう命じられる。
テレビ取材の帰りに襲われたティエン・シャオシャンは、警察署に駆け込むがコリンズたちも追ってくる。シャオシャンは取り調べ中だったパユとロン・フェイに助けられ、一緒に街中へ逃亡。ジャカも密かに彼らを逃す。彼は黒幕を突き止めるため、わざとコリンズに近づいていたのだ。
アジコのおすすめポイント:
アジアやハリウッドで活躍する豪華アクションスターがずらりと揃ったドリームチーム・アクションです。監督は『スパイダーマン』シリーズなど数多くのハリウッド作品でアクション監督として活躍するジェシー・V・ジョンソン。『フルタイム・キラー』や『ルパン三世』の脚本に参加したジョーイ・オブライエンが脚本を担当。タイの至宝トニー・ジャー、『ザ・レイド』で注目されたインドネシアのイコ・ウワイス、『マトリックス』のアクション指導でキアヌ・リーブスに見出されたタイガー・チェンがトリプル主演。敵役に『ドクター・ストレンジ』のスコット・アドキンスをはじめ、こちらもアクション映画でお馴染みのマイケル・ビスピン、マイケル・ジェイ・ホワイトが登場。『チョコレート・ファイター』のジージャー・ヤーニンは、なんと敵グループで登場します。トニーが頼るギャングのボス役でマイケル・ウォンもカメオ出演。さらに、エンディングロールではヴァネス・ウーのかっこいい新曲「Base Gun」が最後に流れます。いろんな面で楽しめる作品になっていますので、アクションファンだけでなく、気になる方はぜひ劇場へ!
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