真夏の空に突き抜けるビムセンタワー
2004年8月18日
カトマンズの夏は、気温も時々30度を越える位で湿度も低く、東京の夏に比べればずっと過ごしやすいでしょう。でも、ここの日差しはとても強く、日焼け止めは必需品です。日傘というものはないけれど、雨傘を日傘代わりにさして歩く女の人達もたくさんいます。真夏の青々とした空と言いたいところですが、最近のカトマンズでは大気汚染がひどく空はかすんでいます。
その空に突き抜けるように建つ、ダーラハラ(ビムセンタワー)と呼ばれる白い塔があります。日本の都会で高層ビルを見慣れている日本人には、それほど高く感じないかもしれませんが、高層ビルなどまだないカトマンズではこの塔はかなり目立ちます。1832年に建てられたかなり古いものでもあります。中に入って階段を登って上まで行けるようにはなっているのですが、なぜだか中は立ち入り禁止です。上からの景色はカトマンズ中を見渡せるかなりのものだと思うのですが。
場所はカンティパトの方から来て、中央郵便局の角を曲がれば、目の前にこの白い塔がそびえ立っているのですぐわかります。7、8月はこの塔の周りにひまわりが咲き、黄色、白い塔、青い空のコントラストが絶妙です。ビムセンタワーを見上げてみてください。 |