監督：キム・テゴン
脚本：キム・テゴン、パク・ジュソク、キム・ヨンファ
撮影：ホン・ギョンピョ
編集：ホ・ソンミ、イ・ゴンムン
美術：ハン・アルム
アクション指導：イ・ゴンムン
音楽：シム・ヒョンジュン
出演：イ・ソンギュン、チュ・ジフン、キム・スアン、キム・ヒウォン、ムン・ソングン、イェ・スジョン、パク・ヒボン、パク・チュヒョン
2024年/韓国
日本公開日：2025年2月28日
カラー/シネマスコープ/5.1ch/96分
字幕：福留友子
配給：ハピネットファントム・スタジオ／ショウゲート
©2024 CJ ENM Co., Ltd., CJ ENM Studios Blaad Studios
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story
国家安保室の行政官ジョンウォン（イ・ソンギュン）は、次期大統領候補の側近として、選挙に勝つためなら手段を選ばない男。しかし私生活では、妻を亡くしたあと男手ひとつで育ててきた娘ギョンミン（キム・スアン）との関係に苦悩していた。海外留学を決めたギョンミンを支えるため、ジョンウォンは自宅さえ手放すつもりだが、反抗的な娘との意思疎通はうまくいかないままだ。
その日、ジョンウォンは留学に旅立つギョンミンを空港へ送るため車を走らせていた。天候はあいにくの濃霧。空港につながる大橋の上で、ふたりは激しい玉突き事故に巻き込まれてしまう。大量の事故車で身動きが取れなくなり混乱が広がるなか、タンクローリーの横転で有毒ガスが蔓延し、電波の喪失で通信障害が発生。救助のヘリコプターまで墜落してしまう。
爆発で崩壊の危機にさらされた橋上に取り残されたのは、ジョンウォンとギョンミンのほか、レッカー車の運転手チョバク（チュ・ジフン）と愛犬ジョディ（ピナ）、海外旅行から帰国したばかりの老夫婦ビョンハク（ムン・ソングン）＆スノク（イェ・スジョン）、プロゴルファーのユラ（パク・チュヒョン）と姉ミラン（パク・ヒボン）。そして、ある機密計画に関与する軍人たちと責任研究者のヤン博士（キム・ヒウォン）だ。
一刻も早くこの場所を離れなければ。しかし、移送中だった軍事実験体「エコー」が、混乱のさなか脱走していたことが判明する。政府の指揮下でヤン博士が秘密裏に開発していたエコーは、あらゆる音と声を聞き分け、人間の匂いと体温を察知し、確実に標的を仕留める能力と知性の持ち主。しかも、エコーはクローン技術で複数個体が存在し、生存者全員が制御不能となったエコーの標的となっていた…。
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