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石門

石門(石門/Stonewalling)

監督:ホアン・ジー、大塚竜治
脚本:ホアン・ジー、大塚竜治
撮影・照明:大塚竜治
編集:リャオ・チンソン、大塚竜治
美術:ホアン・ジー、大塚竜治
出演:ヤオ・ホングイ、リウ・ロン、シャオ・ズーロン、ホアン・シャオション、リウ・ガン

2022年/日本
日本公開日:2025年2月28日
カラー/DCP/中国語/148分
字幕:
配給:ラビットハウス
©YGP-FILM

2022年 バンコク世界映画祭
 脚本賞(ホワン・ジー、大塚竜治)
2023年 香港国際映画祭
 金の火の鳥賞/国際批評家連盟賞
 女優賞(ヤオ・ホングイ、ホワン・シャオション)
2023年 台湾金馬奨
 作品賞/編集賞(リャオ・チンソン、大塚竜治)
2023年 チョンジュ国際映画祭 NETPAC賞

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poster

story

 湖南省長沙市。20歳のリン(ヤオ・ホングイ)は同棲する恋人チャン(リウ・ロン)と英語教室のパーティに参加していた。二人はキャビンアテンダント志望の大学生。チャンは将来、イギリスへ行きたいと思っており、リンのために英語教室の代金も払っている。だが、リンはまだそこまで考えてはいない。胸が張って痛むので、リンは先にホテルの部屋へ戻った。

 翌朝、チャンは面接の準備を進めるが、リンはアルバイトが優先だ。宝石店に派遣されマネキンモデルをやるリン。稼いだバイト代は母親(ホアン・シャオション)へ送金する。直接、個人で仕事を受けようと、宝石店の社員とSNS交換を持ちかけると、モウという女性が応じてくれた。

 しばらくして、モウから2万元の仕事の話が届く。それは、病院と組んだ卵子提供ビジネス。健康診断から身元調査、いろいろな条件が検査され、子どもを希望する夫婦との面談もある。ところが、リンはすでに妊娠1ヶ月になっていた。チャンとの子どもができていたのだ。

 だが、チャンはまだ親になる気はなく、彼の両親も中絶を望んでいた。一方、リンの母親は頭皮の活力クリームを売り、マルチ商法で稼いでいる。実家は診療所を兼ねた薬局だが、死産で亡くなった赤ちゃんの補償金を払わなければならなかったのだ。

 リンは母親に相談。補償金の代わりに、子どもをなくした夫婦に自分の子どもを提供することにする。恋人とは別れたし、英語教室の代金も働いて返すつもりだ。中絶はしたくないが、リンもまた、まだ母親になる気はなかった。

アジコのおすすめポイント:

(お待ちください)

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