logo

TATAMI

TATAMI(TATAMI)

監督:ガイ・ナッティヴ、ザーラ・アミール
脚本:ガイ・ナッティヴ、エルハム・エルファニ
撮影:トッド・マーティン
編集:ユヴァル・オア
美術:ソフィア・カレパシュヴィリ、タマル・グリアシュヴィリ
衣装:ソポ・イオセビドゼ
音楽:ダッシャ・ダウエンハウエル
出演:アリエンヌ・マンディ、ザーラ・アミール、ジェイミー・レイ・ニューマン、ナディーン・マーシャル、リル・カッツ、アッシュ・ゴルデー

2024年/アメリカ・ジョージア
日本公開日:2025年2月28日
モノクロ/1.78:1/5.1ch/英語・ペルシア語/167分
配給:ミモザフィルムズ
©2023 Judo Production LLC

2023年 ヴェネチア映画祭
 ブライアン賞(ザーラ・アミール&ガイ・ナッティブ)
2023年 東京国際映画祭
 審査員特別賞(ザーラ・アミール&ガイ・ナッティブ)
 女優賞(ザーラ・アミール)
2024年 ブリュッセル国際映画祭
 スペシャルメンション/RTBF TV賞/Be TV賞
2024年 カメリマージュ
 撮影デビューコンペ部門 金の蛙賞(トッド・マーティン)
2024年 ミュンヘン映画祭 Fritz Gerlich Preis
2025年 パームスプリング国際映画祭
 ヤング・シネアスト賞(ザーラ・アミール&ガイ・ナッティブ)

poster

story

 イラン代表の女子柔道選手レイラ・ホセイニ(アリエンヌ・マンディ)と監督のマルヤム・ガンバリ(ザーラ・アミール)は、イラン初の金メダルを目指して世界柔道選手権に挑む。場所はジョージアの首都トビリシ。

 イスラム女性が着用するヒジャブで頭を覆ったまま、レイラは60kg級のノックアウト方式のトーナメント戦に出場。テヘランでは、夫のナデル(アッシュ・ゴルデー)や幼い息子のアミルが友人の家に集まり、テレビの前でレイラを応援している。

 レイラが戦うのは第1試合場。第2試合場には旧知の仲であるイスラエルの代表選手、シャニ・ラヴィ(リル・カッツ)がいた。良きライバルであるラヴィと戦うことができるとすれば、それは決勝戦だ。

 今日のレイラは絶好調で、初戦から得意の内股でハンガリー代表の強豪選手を投げ飛ばし、次の試合でも会心の一本勝ちを決めた。だが3回戦が始まろうとしていた時、マルヤムの携帯に柔道協会のタヘリ会長から電話が入る。「レイラ・ホセイニ選手を棄権させて欲しい」

 このままレイラが勝ち進めば決勝でイスラエルのラヴィ選手と戦う可能性が出てくる。しかしイランとイスラエルを同等の立場で組ませるわけにはいかない。これは政府からの強制的なボイコット命令だった。

 マルヤムも元イラン代表選手だが、ソウル大会で優勝を目前に同じ命令を受け途中棄権。そのまま現役を引退した苦い過去を持っていた。最初は憤りを隠せぬマルヤムだったが親に危険が迫り、レイラに政府の命令に従うように説得する。

 しかしレイラは納得できない。覚悟はできていた。レイラは夫に電話して、息子を連れて密かに国外へ脱出するよう頼む。試合が続く中、彼女の異変に気づいた世界柔道協会のステイシー・トラヴィス(ジェレミー・レイ・ニューマン)は、サポートを申し出る…。

アジコのおすすめポイント:

(お待ちください)

p2p3p4

p5p6

p7p8p9

▼公式サイト ▼予告編