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2017年、現職大統領を失脚させ、関係したグローバル企業に謝罪させた「ろうそく革命」。最初にろうそくを掲げた人について調べ上げ、インターネットを有料化した有力企業グループ「マンジョン」との因縁をつきとめて、ネット記事にしたのは、記者イム・サンジン(ソン・ソック)。彼は使命感を持って記事を書き続けている。
そもそもの始まりは、チャンギョン日報の記者をしていた頃だ。自動車の走行テストを妨害され、入札に失敗したウソングループのキム社長はマンジョン系列の会社にやられたのだと情報提供がある。マンジョンが気になったイム記者は社長を取材し、ウソンデータの記事をアップする。
ところが、記事が出た当日、麻薬捜査のニュースに注目が集まっただけでなく、ウソンデータは誤報という記事が流布されパク社長は自殺。イム・サンジンもフェイクニュースを流したクズ記者とSNSで叩かれ、個人情報まで暴露された。マンジョンは記事を書いた記者を訴えるという。
イム記者は不審に思い、さらに取材を続けようとうするが、上司から半年休めと命じられる。ところが、半年後には編集局長が代わり、イムは復職できないでいた。そんな中、SNSで気になる投稿を見つけると、なんと本人から連絡が届く。約束した場所に現れたのは、若者(キム・ドンフィ)だった。
オンライン作家と名乗る彼は「ウソンデータ」は本物だと告げ、記事をつぶしたのは自分たちだと話し出す。彼は仲間(キム・ソンチョル、ホン・ギョン)と3人でコメント部隊を作っているが、マンジョンの世論対策チームに金で雇われたという。彼は自分たちのことを記事に書いてくれれば協力すると言うのだが…。
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