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コンフィデンシャル:国際共助捜査

監督:イ・ソクフン
脚本:イム・ソンスン
撮影:ホン・ジェシク
照明:キム・ジェグン
編集:ナム・ナヨン
美術:イ・テフン
衣装:キム・ウンソク
アクション監督:キム・テガン、チェ・ドンフン
音響:ハン・ミョンファン
VFX:パク・ウィドン
音楽:ファン・サンジュン
出演:ヒョンビン、ユ・ヘジン、イム・ユナ、ダニエル・ヘニー、チン・ソンギュ、チャン・ヨンナム、パク・ミナ、イ・ヘヨン、キム・ウォネ、イム・ソンジェ、チョン・ググァン、パク・ヒョンス、イ・ミンジ、チョ・ダルファン

2022年/韓国
日本公開日:2023年9月22日
カラー/シネスコ/5.1ch デジタル/129分
字幕:根本理恵
配給:ギャガ
©2022 CJ ENM Co., Ltd., JK Film
2022年 青龍賞
 人気スター賞(ダニエル・ヘニー、イム・ユナ)
2022年 大鐘賞映画祭 助演女優賞(イム・ユナ)


poster

コンフィデンシャル:国際共助捜査
(共助2:インターナショナル/
 Confidential Assignment 2:International)

story

 ニューヨーク。FBI捜査官のジャック(ダニエル・へニー)は、タレコミ情報から北朝鮮の麻薬密売組織のリーダー、チャン・ミョンジュン(チン・ソンギュ)を逮捕する。だが北朝鮮へ送還されることになり、特殊捜査官のリム・チョルリョン(ヒョンビン)がやって来た。ところが、空港への護送中にミョンジュンの部下たちが急襲。激しい銃撃戦の末、彼らが仕掛けた爆弾が爆発。多くの犠牲者を出し、チャン・ミョンジュンは不敵な笑みを浮かべて逃走した。

 ソウル。広域捜査チームのカン・ジンテ(ユ・ヘジン)が詐欺電話の潜入捜査に成功。偽造パスポートの達人セルゲイ(キム・ウォネ)も捕まえようとするが逃げられ、負傷してしまう。2ヶ月後に退院したジンテは、危険の少ないサイバー捜査チームに異動させられた。

 ピョンヤン。チャン・ミョンジュンはチョルリョンと同期の軍人で、軍の外貨稼ぎのため麻薬を製造していたが、国内外に知られて党が禁止。ドルに味をしめたミョンジュンは10億ドルと共に姿を消していた。そのミョンジュンが偽造パスポートで韓国へ渡ったとの情報が入り、チョルリョンは上官(チョン・ググァン)の命令でソウルへ派遣される。

 ソウル。以前にジンテと家族が危険な目に遭ったことから、北朝鮮からの共助捜査依頼に誰も志願しなかった。チョルリョンがやって来ると知り、ミニョン(イム・ユナ)はドキドキするが、妻のソヨン(チャン・ソンナム)は一緒に仕事をしたら離婚と釘を刺す。だが、広域捜査チームに戻りたいジンテは協力することに。国家情報院からは、真の目的を探るよう頼まれる。

 空港で久しぶりの再会を喜ぶチョルリョンとジンテ。ミョンジュンが赤い色の麻薬をばら巻いているという情報から、ジンテはサイバー捜査チームの若手に調べさせ、すぐに売人のアジトを特定。金を受け取りに来たミョンジュンの腹心キム(イム・ソンジェ)を捕らえる。その夜、ジンテの家に泊まったチョルリョンはミニョンに迫られるが「南北統一してください」とはぐらかした。

 翌朝、チョルリョンとジンテはキムを尋問しようとするが、外事が介入。ニューヨークからやって来たジャックに先を越される。やむなく、2人は麻薬製造工場を探し、ジャックもキムを逃して泳がせた。3人は同じ場所で遭遇するが、それはミョンジュンの罠だった。大爆発で吹き飛ばされた3人は、なんとか脱出する。

 酒を飲みながら「俺たちはアベンジャーズだ」と檄を飛ばすジンテ。負傷した2人を自宅に連れ帰ると、イケメン2人の登場に家族は大騒ぎ。3人はそれぞれの情報を共有し、次のターゲットをセルゲイに絞る…。


アジコのおすすめポイント:

2017年に大ヒットした『コンフィデンシャル/共助』の続編です。今回は洋画と錯覚しそうな展開のニューヨークからスタート。監督はキム・ソンフンからイ・ソクフンに変わりましたが、出演者はほぼほぼ前作を踏襲。5年の歳月が流れ、ジンテの幼い娘を演じていたパク・ミナはすっかり成長。イム・ユナ演じるミニョンも大学生から美容ユーチューバーになっています。前作では妻を亡くしたばかりで傷心だったチョルリョンも、同僚から女性へのプレゼントを託されるほどに。今回はレディ・キラーのダニエル・へニーが参戦したことで、堅物チョルリョンに変化が?! 北と南の刑事コンビにFBI捜査官が加わり、さらにミニョンも捜査に協力して大活躍。ストーリーもアクションもコメディもロマンスも、すべてが華やかにパワーアップ。見どころ満載で、最後の最後までハラハラドキドキしながら楽しめます。今回の敵役は、前回と同じく北の軍人あがりを演じるチン・ソンギュ。キレのよいアクションで、強くてしぶとい悪役を演じています。その背景にある悲しいストーリーや、最終兵器が生物兵器というところは、先に公開されたインド映画『PATHAAN/パターン』と同じ。やはり、コロナ禍の影響でしょうか。「愛の不時着」へのオマージュもあり。ヒョンビンファンはもとより、誰もが何度も観たくなること間違いなし!

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撮影の舞台裏:メイキングシーン集

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