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ボルケーノ・パーク

監督:サイモン・ウェスト
脚本:ブー・ウェイ、シドニー・キング
撮影:アラン・カウディージョ
編集:ポール・マーティン・スミス
衣装:ヴェラ・チョウ
音楽:パイナー・トプラク
主題歌:「我是如此相信」歌・ジェイ・チョウ
出演:ワン・シュエチー、ハンナ・クィンリヴァン、ショーン・ドウ、ジェイソン・アイザックス、アン・バイ、チー・リンチェン、マー・シンモー

2019年/中国
日本公開日:2020年11月20日
カラー/シネスコ/5.1ch/94分
字幕:江崎仁美
配給:アルバトロス・フィルム
(c)2020 Meridian Entertainment (Foshan) Co. Ltd.


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ボルケーノ・パーク(天火/Skyfilre)

story

 火山学者のタオ(ワン・シュエチー)は妻のスー(アリス・リエットヴェイド)と共に、「天火島」と呼ばれる火山島を訪れ調査にあたっていた。ところが、火山が突然噴火。娘のシャオモン(ビー・ロジャース)と地震計の設置作業をしていたスーは、トラックで駆けつけたタオと落ち合うが逃げ遅れ、シャオモンを託した後で火砕流に飲まれてしまう。

 20年後、タオは大学で火山の脅威を学生たちに伝えていた。「天火島」では実業家ハリス(ジェイソン・アイザックス)が「活火山の上に建つ世界初の火山テーマパーク」を建設。ジャン教授(シー・リアン)率いる観測所では、防火服に身を包んだシャオモン(ハンナ・クィンリヴァン)が火口に降りて最後の観測計を設置し、テンボー(チー・リンチェン)たちと「朱雀システム」を完成させる。

 待望のオープンを控え、ハリスは出資者を招いて説明会を開催する。だが、観測チームはマグマの不穏な動きを発見。シャオモンは20年前の噴火と同じ前兆に気づいてハリスに警告に行くが、借金を抱えなんとか資金を集めたいハリスは聞き入れず、英語が堪能な妻のチャンウェイ(マー・シンモー)に投資者たちの火口ツアーガイドをさせていた。

 噴火の前兆を察知したタオも、娘を救うためにヘリコプターで島へやって来るが、ずっと父に反発していたシャオモンは母の遺志を継ぐため残って観測を続けると主張。タオも一緒に残ることにする。一方、観測チームのチェンナン(ショーン・ドウ)はチアワイ(アン・バイ)にプロポーズするため、洞窟の地底湖でデートをしていた。

 その時、ついに噴火が始まってしまう。

アジコのおすすめポイント:

火山テーマパークを舞台にしたパニック映画です。ハワイにも阿蘇山にもそんな施設はありません!と言いたいところですが、こんな、あり得ない設定の映画を作ってしまったのは『トゥームレイダー』や『エクスペンダブル2』で知られるサイモン・ウェスト監督。火山学者の父と娘の愛憎ドラマを軸に、2度の大噴火を通して親子の絆を取り戻すヒューマンドラマに仕立てました。それにしても、火口見物のモノレールやゲート、エレベーターに至るまで、透明な施設が多くて高所恐怖症のアジコは見てるだけでもすくみそう。ましてや、走るモノレールから飛び移るなんて!(映画をご覧になるとわかります)無謀な設定や場面が多々あるのでツッコミどころ満載ですが、もしもこんなことがあったら?!と思って観ると興味深いでしょう。主人公はオーストラリアと台湾のハーフで『スカイスクレイパー』でハリウッド映画にも進出したハンナ・クィンリヴァン。ショーン・ドウのラブストーリーや、悪役となるジェイソン・アイザックスにも見所が用意されています。エンディングを飾る曲は、ハンナと2015年に結婚したジェイ・チョウ!


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