インド・オブ・ザ・デッド(Go Goa Gone)
story
IT企業に勤めるハルディク(クナール・ケームー)とラザ(ヴィール・ダース)は、友人で裕福なエリート社員バニー(アーナンド・ティワーリー)のマンションに居候し、ぐうたら生活を送っていた。
しかし、改心して結婚を夢みたラザはふられ、ハルディクはクビに。ヤケになっているところへ、バニーが「ヒッピーの聖地」とされるビーチリゾート地ゴアに出張することになり、憂さ晴らしをするためバニーの車に乗り込んで、3人でムンバイからゴアへ向かう。
早速、プールで親しくなったルナ(プージャー・グプタ―)から、ロシアンマフィアが主催するレイヴパーティのことを知ったラザは、船を借りて3人で離島へ向かう。そこでは、新型ドラッグがお披露目されていた。しかし、5000ルピーと高額で文無しの2人には手が出せない。
乱交の夜が明けると、ビーチは一変。ドラッグを飲んだ人間がゾンビに変身し、人を襲っていた。噛まれたら自分もゾンビになってしまう。3人は船で逃げ出そうとするが、山頂の家から助けを求めるのろしがあがる。ルナが取り残されていのだ。ラザは2人を説得して助けに向かう。
●アジコのおすすめポイント:
インドからまたまた、新手のホラー映画が登場。火葬が主流のインドではあり得ないゾンビが、ドラッグによる生態異変として大量発生。ホラー映画で得た知識とTVゲームで蓄えた射撃能力を駆使して対決するという、異色コメディです。監督はホラー作品を得意とする在米インド人コンビ。プロデューサーも務めている主役(?)のサイフ・アリー・カーンは、中盤より怪しいロシアンマフィアとして颯爽と登場。自分たちで薬を作っておきながら、退治するはめに。一番の功労者は地味なバニーかもしれません。さて、助かった5人は無事に島を抜け出せるでしょうか?
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