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7級公務員

監督:シン・テラ
脚本:チョン・ソンイル
撮影:チェ・ジュヨン
音楽:チェ・スンヒョン
出演:カン・ジファン、キム・ハヌル、リュ・スンニョン、チャン・ヨンナム、カン・シニル

2009年/韓国
日本公開日/2010年12月18日
カラー/シネマスコープ/ドルビーSRD/112分
配給:エスピーオー
(c)DCGPLUS/SPLUS Entertainment
2009年 大鐘賞 新人男優賞(カン・ジファン)


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7級公務員(7級公務員)

story

 スジ(キム・ハヌル)は国家情報院、国内産業保安チーム所属要員となって6年目のベテラン。今日も取引き現場を押さえるべく、花嫁に扮して仲間たちと張り込み中。変装はもちろん、射撃、潜入、尾行など、ミッションの成功率100%を誇るスジは、花嫁衣装のまま単独追跡で大活躍を繰り広げていた。

 そんな中、スジの携帯が何度も鳴る。恋人ジェジュン(カン・ジファン)からの電話だった。私生活では自らの正体を明かすことができない特殊な職業なため、スジはジェジュンには嘘をつき続けていた。その日もいつものように「ウルルン島」にいると嘘をつくスジ。彼女への不信感がつのっていたジェジュンは、電話で一方的に別れを告げ、ロシア留学へと旅立ってしまう。

 3年後、スジは清掃員に変装し、細菌兵器の取引きをしようとしているノ博士(カン・シニル)を追っていた。その途中で偶然、ジェジュンと再会。別れたとはいえ、互いに未練を感じている2人は動揺する。国際会計士になっていたジェジュンはスジの姿を見て名刺を渡し、仕事を紹介しようとするが、怒ったスジは名刺を破り捨ててしまう。

 ところが実は、ジェジュンも国家情報院の海外部門所属要員となっていた。ロシアから入国した怪しい男たちを追って来たジェジュンは、新米プロファイラーとしてハリマオチームに配属される。失敗の連続でチーム長のキム(リュ・スンニョン)からいびられながらも、ロシア人たちを尾行するジェジュンは、同じくノ博士を尾行するスジと行く先々ですれ違うことになる…。

●アジコのおすすめポイント:

名コメディエンヌのキム・ハヌルと『映画は映画だ』のカン・ジファンが組んだアクション・ラブコメディ。韓国では400万人を動員したヒット作です。新型生物兵器の売買という国際的犯罪や国家の危機を背景にしつつも、ストーリーの半分は主人公2人の恋の行方に焦点が。同僚や上司にも妻や夫がいて、家庭の話も出て来ます。国家情報局に勤める彼らも私生活を持つ公務員、という意味合いのあるタイトルなのでしょう。アクション部分ではキム・ハヌルの活躍が見所。特に序盤の花嫁姿での追跡劇や素足でのアクションは必見。表向きは旅行会社勤務という設定なので、日本語もときどき披露してくれます。最近ドラマや映画で活躍しているリュ・スンニョンは、元NANTAのセクシーガイだった人! 上司役の彼とカン・ジファンの絡みも楽しめます。

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