霜花店(サンファジョム)/運命、その愛
(霜花店/A Frozen Flower)
story
高麗末期、高麗王(チュ・ジンモ)は強国の元からの圧迫や国内の反体勢力による暗殺の危機にさらされていた。そんな王に幼い頃から仕えてきた近衛部隊・乾龍衛の隊長ホンニム(チョ・インソン)は、王が最も信頼する部下であり寵愛の対象だった。
王には元から迎え入れた妃(ソン・ジヒョ)がいた。しかし、女性を愛することができない王には世継ぎができない。後継者が生まれないのであれば、元の王族を次期国王にするよう、王は元の使者から迫られていた。王は苦渋の策として、ホンニムに王妃を身ごもらせるよう命じる。
王に忠誠を誓ったホンニムだったが、この命令だけは受け入れ難いものだった。床入れの儀式の夜、密かに寝所に向かったものの、ホンニムは王妃を抱くことができず失敗に終わる。計画の中止を申し出るホンニムに、王は「お前に似た子どもが欲しいのだ」と諭す。ホンニムは覚悟を決め、再び床入れの儀式に臨むのだった。
ところが、共に初めて触れあった異性との肉体関係が、ホンニムと王妃との絆を深めてしまう。一方、王は密かに寝所を覗き見、嫉妬心を覚えるのだった。動揺した王は計画の延期を命じるが、ホンニムと王妃は王の目を盗んで密会を重ねていく。
その頃、王宮に潜んでいた逆賊一派が明らかになり、乾龍衛たちの手で粛正される。しかし王は、ホンニムが一味に加担していた王妃の兄を逃がしたことを知る。ホンニムは一緒に元に行こうと誘う王妃を退け、王の元に出向いて「一時の情欲からだった」と告白するのだが…。
●アジコのおすすめポイント:
『卑劣な街』のユ・ハ監督が再びチョ・インソンと組み、心と身体の愛に真っ向から挑んだ宮廷ドラマです。話題となっているベッドシーンはたしかに、あの『ラスト、コーション』にも肉迫する激しさですが、それゆえに、真実の愛がどこにあるのかを深く考えさせられる展開となっています。揺れるチョ・インソン、せつないチュ・ジンモと、心理面での演技も見所で、ファンには目が離せない作品となるでしょう。アクションシーンもかなり迫力あり。また宴の席では、チュ・ジンモとソン・ジヒョが歌も披露しています。美童を集めたという乾龍衛の兵士たちは美男揃い。ブレイク中のイム・ジュファンも重要な役柄で出演しています。華麗な宮廷絵巻の中で繰り広げられる愛憎ドラマで、愛の神髄を探究してみましょう。
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