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G.I.ジョー（G.I.Joe/The Rise of Cobra）
story
巨大軍事企業のMARS社は、癌治療を目的に開発された科学物質「ナノマイト」で金属を食い尽くす究極の化学兵器をつくり出すことに成功。CEOマッカラン（クリストファー・エクルストン）のプレゼンテーションを受け、この兵器はNATOによって管理されることとなる。兵器の輸送にあたり、国際機密部隊G.I.ジョーを率いるホーク将軍（デニス・クエイド）は、この危険な武器が悪の手に渡らぬよう、早速、輸送部隊の警護を発令した。
輸送の任務にあたっていた特殊部隊のデューク（チャニング・テイタム）とリップコード（マーロン・ウェイアンズ）は、突如、謎の集団に襲撃され応戦する。次々と仲間が殺されていく中、かろうじて兵器を守る彼らを救ったのは、秘かに彼らを護衛していたG.I.ジョーのメンバーだった。敵は兵器を1つ強奪して逃走。生き残ったデュークとリップコードはそのままG.I.ジョーの基地は迎えられ、死んでいった仲間の仇を討つために入隊を志願する。
兵器を強奪した謎の組織の名は「コブラ」。闇の武器商人のバックアップを受け、その威力を誇示すべく、コブラの主要メンバーであるバロネス（シエナ・ミラー）とストームシャドー（イ・ビョンホン）はパリへ向かう。彼らの暴走を食い止めるため、身体機能を飛躍的に強化するハイパー・スーツに身を包んだG.I.ジョーたちもパリで彼らを迎え撃った。しかし、熾烈な攻防戦の中、ナノマイトを弾頭に装備したミサイルが、ストームシャドーの手でエッフェル塔に発射されてしまう…。
さらに戦いの最中、デュークは衝撃の事実を知る。バロネスは、彼がかつて軍隊にいた頃の同僚の妹アナであり、彼は彼女と婚約までしていたのだ。しかし、その同僚が非業の死を遂げたことに、デュークは拭い去れない自責の念を感じており、その事件がきっかけで、アナは彼の前から完全に姿を消していた。その愛する彼女が、今や強大な敵バロネスとなって彼の前に現れたのだ。
一方、G.I.ジョーの中で最高の戦闘能力を誇るスネークアイズ（レイ・パーク）は、永遠の好敵手に再び巡り会ったことを秘かに喜んでいた。それは少年の頃に出会い、同じ師匠から武道を学んだ兄弟弟子のストームシャドーだった…。
●アジコのおすすめポイント：
イ・ビョンホンのハリウッド進出第1作ということで、どんな役柄なのか気になっていましたが、悪役ながら存在感のある役所でまずまずのデビューでしょう。物語は人間関係が結構複雑でひねりもあるのですが、次から次へとCG満載のアクションがハイ・テンションで続くので、体調を整えてから観た方がよいでしょう。原題からわかるように、シリーズ化を狙った第1作という趣きです。
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