最強☆彼女 (武林女子大生/My Mighty Princess)
story
女子大生ソフィ(シン・ミナ)は、怪力部のエースとして活躍する元気いっぱいの女の子。サークルの出し物『鉄人姫』で主役を演じることを楽しみにしていたが、イタいステージは大不評。帰り道、観客たちの嘲笑を聞いて落ち込んでしまう。実はソフィは、武林の世界に生きる名門四家、カン家の一人娘。武術一筋に生きてきたソフィだが、いまや武術は人生最悪の烙印となりつつあった。
そんなある日、ソフィは通学途中で目が合ったバイクの青年ジュンモ(ユゴン)に一目惚れ。彼が同じキャンパスのアイスホッケー部員と知り、怪力部を退部してアイスホッケー部に入部する。強さを隠して女の子らしくし、ジュンモにつきまとうソフィ。だが、ジュンモの態度は冷たかった。彼は年上の婦人警官(イム・イェジン)に片思いしていたのだ。
四大長老会議が召集され、武林社会の深刻な若者離れを防ぐため、次の武術大会には若き後継者だけを出場させることなる。ソフィの父ガプソン(チェ・ジェソン)は、亡き妻の芙蓉美剣を受け継がせるために、幼いときからソフィを鍛え続けてきた。ソフィの幼馴染、イリョン(オン・ジュワン)もバイクにうつつを抜かしていると知ったガプソンは、バイクを買ってやると呼び寄せ、ソフィをもう一度武術に目覚めさせようとする。
キャンパスに突然現れたイリョンに、ソフィは面喰らう。イリョンは、昼夜問わず、ソフィにつきまとい、チームを組んで武術大会に出場しようと持ちかける。二人はかつて最も有望と言われたコンビだったが、ある事件をきっかけに疎遠になっていたのだった。ジュンモの心配をしながらも、昔のことをふと思い出すソフィ。一方、何者かが四大長老たちを襲撃し始め、ガプソンも瀕死の重傷を負う…。
●アジコのおすすめポイント:
冒頭のシーンからわかるように、単純なラブストーリーではありません。先輩への恋は現代のエピソードでしかなく、メインは過去にさかのぼる幼馴染み二人の物語。武林社会を乱した男の秘密が関わっており、この二人の恋の行方に注目しましょう。これまで大人っぽい役柄の多かったシン・ミナが、等身大の女子大生をはつらつと演じていてかわいいです。力を入れる時の真ん丸なふくれっ面もキュート。ちょっとRain(ピ)に似たオン・ジュワンも爽やかです。武術指導のディオン・ラム師匠は、四大名家の一人として登場。ふわふわしたワイヤーワーク(の編集?)だけが気になりますが、そこは監督の好みということで…。
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