カンフー・ダンク!(功夫灌籃/Kung Fu Dunk)
story
バスケットコート脇の草むらに、捨てられた赤ん坊がいた。時が経ち、カンフー学校の師父に託されたその男の子、ファン・シージエ(ジェイ・チョウ)は、いまや青年に成長。育ての親の師父は得意の凍結術の稽古中に凍死したが、シージエは「瞬間移動」の術をかい間見ていた。それは、一瞬の間に「気」で時空の活動を凍結させ、時空間を自由に操る術だった。
ある日シージエは、夜の公園で中年男リー(エリック・ツァン)と出会う。空き缶をゴミ箱の小さな穴に投げ入れたシージエのコントロール力に目をつけたリーは、「富豪化計画」を持ちかける。口のうまいリーは、「親を探しつづけるバスケ少年」という感動話を仕立て、第一大学バスケットチームにシージエを売り込むことに成功。入団記者会見にはマスコミが詰めかけ、シージエは一躍注目の人となる。
だが、チームのキャプテン、ディン・ウェイ(チェン・ボーリン)は酒びたりだった。彼の妹で、チームのマネージャーを務めるリリー(シャーリーン・チョイ)は、かねてからシージエが恋をしていた女の子だ。やがて、ディン・ウェイはシージエに刺激され、練習に励むように。怪我で休んでいたシャオ・ラン(バロン・チェン)も復帰してきた。
シージエは初試合に残り5分のところで出場し、ロングシュートを見事に決める。次の試合では、ボードに激突しながらも「気」を取り入れてダンクを見事に決め、ますます人気を高める。そして、いよいよ大学バスケ・リーグ戦の決勝戦を迎える。対戦相手の火球隊は悪質な試合運びで名高い極悪チーム。反則ギリギリの悪質プレイをくり返し、絶体絶命の大ピンチを迎える…。
●アジコのおすすめポイント:
俳優ジェイ・チョウの最新作は、なんとカンフーとバスケット・ボールの融合。台湾のチュウ・イェンピン監督が、旬な華流アイドルたちとワイヤーワーク&CGの力を借りて、まさに見たこともないミラクル・バスケットゲームを見せてくれます。アクション監督はチン・シウトン。カンフー大好きなジェイが、嬉々として暴れまくる姿をご堪能ください。そして、忘れてはならないご機嫌な主題歌「マスター・チョウ」が流れたら「トーフ、トーフ♪」でノリまくりましょう。続編の企画が没ったのは残念!
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