カンナさん大成功です!(200 Pounds Beauty)
story
カンナ(キム・アジュン)は身長169cm、体重95kgという素晴らしい体格の持ち主。今日も恋の悩みで馴染みの占い師(イ・ウォンジョン)を訪れ、彼を恐怖のどん底に陥れていた。巨体で部屋を荒らされた占い師の最後通告は「お前に取り柄があるなら教えてくれ!」
だが、そんな彼女にも立派な取り柄があった。それは、誰もが聞き惚れる美声。天賦の歌の才能を持った彼女は、ゴーストシンガーとして、人気スター、アミ(ソ・ユン)の舞台裏で声をあてていた。けっしてスポットライトがあたらなくても、彼女は満足していた。なぜなら、想いを寄せている音楽プロデューサーのサンジュン(チュ・ジンモ)を、モニター越しに眺めることができるから。そしてサンジュンも、歌っている時のカンナには特別に優しかった。
子犬と暮らすカンナには、入院中の父親(キム・ヒョンスク)がいた。治療費を稼ぐために、カンナはテレクラでアルバイトをしていたが、それは声だけで人助けができる楽しい仕事でもあった。ところが、誘われてでかけたアミの誕生パーティで、思いがけずアミと口論しているサンジュンの話を聞いてしまう。「カンナには才能はあっても、美貌はない。憐れんで、放っておけばいい」
絶望の淵を彷徨ったカンナは、壮絶な決意をする。テレクラで知り合った美容整形医(イ・ハヌィ)を脅し、全身整形という大手術に挑むことにしたのだ。その日から、カンナの姿が消えた。そして1年後…。
●宣伝担当者のおすすめポイント:
敏腕イケメン音楽プロデューサーに恋しちゃったブスでデブ、だけど、とびっきりの美声の持ち主カンナさん(総重量95kg)は、恋と夢を叶えるために全身整形をすることに! 絶世の美女となったカンナは、はたして願いを叶えることができるのか? 驚くべき美女に生まれ変わったカンナのおかしくてキュートな姿に笑い、そして切ない想いに思わず涙が溢れるラスト。すべての女性が共感するラブストーリーです!
キム・ギドク監督の『絶対の愛』にもびっくりしましたが、整形天国の韓国ゆえに、こんな突飛な設定もリアルに見えてしまいます。でも、ヒロインの女心は、どちらの作品にも共通していて純粋。カンナさんには歌があり、スターという道が開けるだけでも救いがあります。実はカンナさんの歌声に惚れているプロデューサーっていうのも、意外にいい男だったりして…。(アジコ)
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