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トンマッコルへようこそ

監督:パク・クァンヒョン
原作:チャン・ジン
脚本:チャン・ジン、パク・クァンヒョン、キム・ジュン
撮影:チェ・サンホ
編集:チェ・ミニョン
美術:イ・ジュンスン
音楽:久石譲
キャスト:シン・ハギュン/チョン・ジェヨン/カン・ヘジョン/イム・ハリョン/スティーブ・テシュラー/ソ・ジェギョン/リュ・ドックファン

2005年/韓国
日本公開日/2006年10月28日
カラー/ビスタサイズ/ドルビーデジタル/132分
配給:日活
(c)2005 showbox/Mediaplex Inc.
2005年 青龍賞 韓国映画最高興行賞
 男優助演賞(イム・ハリョン)/女優助演賞(カン・ヘジョン)
2005年 大韓民国映画大賞
 最優秀作品賞/監督賞・新人監督賞(パク・クァンヒョン)
 脚本賞(チャン・ジン、パク・クァンヒョン、キム・ジュン)
 女優助演賞(カン・ヘジョン)/音楽賞(久石譲)
2006年 黄金撮影賞 新人監督賞(パク・クァンヒョン)
 新人撮影賞(チェ・サンホ)/照明賞(イ・マンギュ)
2006年 大鐘賞 女優助演賞(カン・ヘジョン)



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トンマッコルへようこそ
(Welcome to Dongmakgol)

story

 江原道の山の奥深く、神秘的な森のはずれに、その村はあった。トンマッコル。「子どものように純粋な村」の意味を持つ村。そこでは、おおらかな心の村人たちが、のんびりと自給自足の生活を営んでいた。そんな村へ、予期せぬ6人の客がやって来る。

 連合軍のアメリカ人パイロット、スミス(スティーブ・テシュラー)は、偵察中に飛行機の故障で墜落。村人たちに助けられ献身的な介護を受けるが、言葉が通じないことにいらだち、手当ての仕方が悪いと不満だらけ。そこへ、薬草を取りにでかけていた村人が、頭に洗面器(ヘルメット)をかぶった2人組(シン・ハギュン、ソ・ジェギョン)を連れて来る。韓国軍の兵士と名乗る2人から、戦争が起こっていることを知らされ、「へえ」と驚く村人一同。

 すると、今度は村の少女ヨイル(カン・ヘジョン)が、人民軍の3人(チョン・ジェヨン、イム・ハリョン、リュ・ドックファン)を村へ連れて来た。すかさず銃に手を延ばし、にらみ合う韓国軍の2人と人民軍の3人。村人は両軍の間で立ち往生するハメになってしまう。しかし、武器を知らず、「手をあげろ!」と言われて「なんで?」と聞き返す彼らにとっては、戦争よりもじゃがいも畑を荒らすイノシシの方が、はるかに重大な問題だった。

 一晩中にらみ合いを続けていた兵士たちの間に、緊張が走る。ヨイルが面白がってピンを抜いた手榴弾が、地面に転がり落ちたのだ。幸いケガ人は出なかったが、手榴弾が食料貯蔵庫で爆発したため、蓄えてあったトウモロコシがはじけ、ポップコーンの雪が降り注ぐ…。

●宣伝担当者のおすすめポイント:

争いを知らない桃源郷のような平和な村「トンマッコル」に迷い込んだ敵対する3組の兵士たち。最初は反目しあっていますが、純粋で無邪気な村人たちと触れ合ううちに、人間としての優しさに目覚め、笑顔を取り戻していきます。美しい自然に囲まれたトンマッコルを舞台に、戦争の愚かさと平和について考えさせられる感動のドラマです。

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