靴に恋する人魚( | /The Shoe Fairy) |
story
むかし、あるところにドドという愛らしい少女がいました。車椅子のドドの楽しみは、絵本を読んでもらうこと。「人魚姫」を読んでもらったとき、ドドは心配になりました。私も、もし足をもらったら、声を取られてしまうの…?
ある日、両親はドドに手術を受けさせました。ドドが麻酔で眠っている間に、夢の中で魔女が言いました。「きれいな足と、たくさんの美しい靴と王子さまがあなたのものになる。でも忘れないで。幸せとは黒い羊と白い羊を手に入れることなの」目が覚めたドドは、歩けるようになりました。
数年後、靴を買うのが大好きな美しい女性に成長したドド(ビビアン・スー)は、出版社で働いています。ただひとりの女性社員なので、経理のほかに、お茶くみ、ゴミ出し、トイレ掃除までこなし、変わり者のイラストレーター、ビッグ・キャットのところへお使いに行くのもドドの役目。それでもドドは不平を言いません。靴が毎日をバラ色に変えてくれるからです。
ある日曜の朝、いつものように愛する靴たちを磨いていたドドは、急に歯が痛くなりました。そして、王子さまと出会います。それは、歯科医のスマイリー(ダンカン・チョウ)。治療中にドドの靴が脱げてスマイリーに命中しますが、彼はドドの可愛い靴と、そんな靴の似合うドドにひと目で心を奪われていました。やがてふたりは結婚し、靴部屋もある新居で幸せに暮らし始めるのですが…。
●宣伝担当者のおすすめポイント:
今やアジアが誇る女優となったビビアン・スーと、『僕の恋、彼の秘密』のダンカン・チョウが贈るとびきりキュートなラブストーリー! アンディ・ラウが指揮するプロジェクト「FFC:アジア新星流」の第一弾となる本作、監督は「アジアのソフィア・コッポラ」ことロビン・リー。台湾金馬奨最優秀美術賞を受賞した美術にも注目です!
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