スーパースター★カム・サヨン
(Mr. Gam's Victory)
story
カム・サヨン(イ・ボムス)は、工場の主任を務めるかたわら社会人野球の投手としても活躍。「インチョン市長杯」決勝戦では完投勝利を遂げた。職場でも投球フォームを研究し、仕事が終われば投球練習に励むサヨンに、またとないチャンスが訪れる。
韓国プロ野球元年の1982年、サヨンの勤める工場の系列会社がプロ球団を結成し、選手を公開募集した。市場で乾物屋を営む母親(キム・スミ)は大反対するが、夢をあきらめきれないサヨンはサムミ・スーパースターズの投手テストに、見事合格する。
いよいよ開幕を迎えるも、サムミは6球団の中で最下位。負け試合のたびに、怒ったファンが選手たちのバスをボコボコにする。補欠のサヨンはベンチで試合を眺めながら、なかなか試合に出してもらえない悔しさを味わっていた。一方でサヨンは、店番をしていた時に見初めたウナ(ユン・ジンソ)と再会。少しずつ距離を縮めていくが、チームは相変わらず連敗を重ねていた。
やがて、サヨンは敗戦処理専門投手として使われるようになるが、テレビ中継にも映らない始末。いつも強がりを言っていたサヨンが弱音を吐いた時、「世間がみんな変わっても、ずっとお前の大ファンだよ!」と明るく励ましてくれたのは母だった。そしてついに、花形投手パク・チョルスン(コン・ユ)の20連勝がかかった対OBベアーズ戦で、初めて先発することになる…。
●宣伝担当者のおすすめポイント:
実際にあった話というのがポイント。もちろん細かい脚色はしてあるものの、カム・サヨンがパク・チョルスンと投げあうシーンは当時の試合展開をほぼ忠実に再現しており、手に汗握るクライマックスとなっています。カム・サヨンのプロ選手生活は5年。通算成績で1勝しかあげることが出来なかった彼の物語が、なぜ18年も経ってから映画になったのか? ぜひスクリーンで確認してください。
▼公式サイト 閉じる
|