レクイエム(Wake of Death)
story
闇の社会を生きてきた男ベン・アーチャー(ジャン=クロード・ヴァン・ダム)は、平穏な家庭というささやかな幸せを願っていた。美しき妻シンシア(リサ・キング)と息子ニコラ。ベンが危険なビジネスから足を洗えば、その願いは簡単に手に入るはずだった。
だが、その夢は無残にも打ち砕かれる。ソーシャル・ワーカーを務める妻シンシアが、家へと連れてきた中国からの密入国の少女キム(ヴァレリー・ティアン)。そのキムを追いかけて来たチャイニーズ・マフィアが、シンシアと彼女の養父母の命を無惨にも奪ったのだ。一家を惨殺して、引きあげるチャイニーズ・マフィアとすれ違うベン。彼はその顔をしっかりと、心に刻み付ける。
キムとニコラは、かろうじて惨劇を免れていた。ニコラの案内でキムが逃げ込んだのは、ベンのかつての仲間マックスのもとだった。ベンは息子の無事を喜ぶ。が、最愛の妻を失ったベンに進むべき道はただひとつ…シンシアの復讐。彼女の鎮魂にはそれしかなかった。
ベンはマックスや仲間の協力を得て、犯人のチャイニーズ・マフィアを射殺する。が、LAへの進出を狙うチャイニーズ・マフィアのボス、スン・クアン(サイモン・ヤム)の手が、キムとニコラに伸びようとしていた…。
●宣伝担当者のおすすめポイント:
ヒューマンな魅力を併せ持ったジャン=クロード・ヴァン・ダムが、幸せな生活を願う心優しき男と、すべてを失い冷酷な復讐の鬼となる男の姿を見事に演じ、新たな代表作を生み出した! 鍛え抜かれた体を駆使した戦闘シーンはもちろんのこと、夜のハイウェイを疾走するカーチェイス、ショッピングモールを舞台としたバイク・アクション、ハーバーでの壮絶な銃撃戦と、ヴァン・ダム・アクションの新境地も必見です。
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