story
バンコクの朽ち果てたホテル。イギリス人ショーンは取引相手であるタイ・マフィアのボスの到着を待っていた。突然部屋の電源が落ち、停電。PM5:47。パニックを起こした彼はバーで酒を飲み、部屋に戻るとボスからのメモが残されている。「明朝、ここで待て。」
同じホテル。マフィアのボスを襲撃し、腹部に銃弾を受けた殺し屋の女が203号室に潜んでいた。電話が鳴り、停電。PM5:47。「今日は取引中止だ。」傷の手当てをするため、彼女はフロントに電話する。「…お湯を持ってきて。」
ホテルでベルボーイとして働くタイの少年ウィット。停電の客室で金目のものを物色し、部屋を出たところでショーンと出くわすがごまかしてロビーへ。そこへイギリス人の女ローザがチェックインする。「この人を部屋に案内した後、203号室へお湯を持って行け。」
ウィットに部屋へ案内されたローザは心理学者。リサーチのためバンコクを訪れ、子供たちの見る夢についてインタビューをしている。ウィットは彼女の死んでしまった息子と同じ年頃だった…。
●宣伝担当者のおすすめポイント:
『ザ・ビーチ』『28日後…』の原作者、アレックス・ガーランドのベストセラー小説が映画化された本作。実はこの作品、「映像化不可能」といわれていたのですが、日本のプロデュースチームと、『the EYE』(『見鬼』)の鬼才、オキサイド・パン監督、そして主演に『ベルベット・ゴールドマイン』のジョナサン・リース・マイヤーズを迎え、圧倒的なスピード感で見ている私達を異空間にトリップさせてくれます。この映画を観て運命を解き明かすことができるのか!?!? ぜひ自分の目で確かめてみてください!