店内を見渡せば、やはりヨン様系が目に付きます。大久保などの韓国人経営のお店ですと、品揃えも日本や韓国で出版、制作された商品が中心になりがちです。それらは勿論のこと、中華圏で出版されたものが充実しているのがこちらの特徴でしょうか。ヨン様の豪華写真集も、韓国、日本ではありえなくても、中華圏ならオオアリ。アジア全域に目配せをしているこちらのお店ならではの品揃えといえましょう。珍しいところでは、ヨン様マグカップなんてのも。僕、これ欲しかったんです。ヨン様に限らず、アジア圏のスターに関するものでお探しのものがあればこちらからあたって間違いはないはずです。
他にも韓国、中華圏、タイなどの音楽CD、映像、雑誌書籍、グッズの充実ぶりは老舗ならでは。ブルガリアのCDも多数の在庫がありました。この作品、全部歌の名前が日本語訳されている優れものです。こんなのもあるんだ〜、とビックリ。
これまで、インド、パキスタン、バングラデッシュ系が強いとされていた池袋西口ですが、亜洲兄弟の移転により、また楽しみが一つ増えました。しかも、このお店がある通り(ときわ通り)は面白いです。その先にはカンフーの道場、チベット料理屋さん、中国系の映画学校らしき製作事務所(?)、極めつけは10円玉の大きい看板のビル。お目当ての明星グッズをゲットした後は、ゆっくり散歩してみるのも楽しいですよ。
●from 東京在住のきむ・たく:profile
アジアの音楽が好きな壮年男子。DJライターのかたわら、都内某所でアジアン・カフェバーも経営。
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