logo


asicro interview 08

更新日:2006.4.13

ヴィッキー・チャオ

ナチュラルな感じもかわいいヴィッキー

本作のようなアート系の作品からエンタテインメント大作、アクションに時代劇と、多彩な作品に出演されています。これから挑んでみたいジャンルまたは役柄は?

 ヴィッキー「いろいろな性格の人物を解釈できればと思います」

これから共演してみたい俳優や監督がいたら教えて下さい。(理由も)

 ヴィッキー「チョウ・ユンファです! 『おばさんのポストモダニズムライフ』では掛け合いがなかったので、また彼と一緒に仕事をするチャンスがあればと願っています。監督でしたら、例えば、ウォン・カーウァイ、チャン・イーモウ、どちらも一緒に仕事をしてみたい監督です」

日本の映画はご覧になりますか? 日本の映画に出演するとしたら、どんな作品、または監督・共演者が希望ですか?

 ヴィッキー「もちろん見たことがありますよ。最近また古い映画をたくさん復習しました。成瀬巳喜男、小津安二郎、岩井俊二が好きです」

昨年はポップアジアで来日出演され歌も披露されました。音楽活動はこれからも続けていかれますか?

 ヴィッキー「音楽はそのものが美しく、演劇とは違います。演劇には何でもあってとても苦しいけれど、音楽は美しく、喜びを感じることができます。これからも音楽活動を続けていくと思います」

ヴィッキー3

(大きな写真を見る)

最後に、日本の読者へ『緑茶』の見どころとメッセージをお願いします。

 ヴィッキー「『緑茶』には見所がたくさんあります。例えば北京。『緑茶』は北京のナイトライフ大全のようなものです。細かく見ればきっと発見があり、たくさんの情報を与えてくれます。その他、きれいな場面もたくさんあり、私はその中の1シーンがとても好きです。それは、私とチャン・ウェンが踊っているところで、音楽と対話が同時に進行し、幻想的な感じがあります。ちょうど平淡なものが、実はちっとも平淡じゃないように、です」

 ヴィッキー・チャオの様々な魅力が詰まった『緑茶』。ますますモダンに変貌しつつある北京の最新スポットやアートスポットも登場します。これから北京を訪れたいと思っている人にも注目の作品です。

(回答日:2006年3月11日 北京にて・取材協力:シナジー・リレーションズ/撮影:中村慎吾)


●前の頁を読む 1 > 2 > 作品紹介ページ

●back numbers
discography

・小燕子/Swallow(99)
愛情大魔咒(99)
情深深、雨濛濛(01)
 *サントラ盤
最後一次分手/新曲+精選
 (01)
(04)
(05)

雙/DOUBLE

『雙/DOUBLE』

2005.12.28発売/中国版
11曲+MV3曲VCD付

雙/DOUBLE

『雙/DOUBLE』

2005.7.26発売/台湾版
*ラップやヒップホップ、ダンスナンバーにも挑戦。

飄

『飄』

2005.6.13発売/中国版
10曲+MV3曲VCD付
*イーダやチャン・ヤートンなどアジア全域からトップクラスのアーティストが参加している。