開発が進むデリー郊外の町
ノイダ
2004年4月15日
ウッタル・プラデシュ州とハリヤナ州は、首都デリーに隣接する衛星都市の中でも開発が盛んに進められています。デリー国際空港から約40km、デリー市内を流れるヤムナ河の対岸に開けたノイダの町は、フリートレード・ゾーンとして開発され、インドの実業家はもちろん、外国企業にも注目を集めているます。工業開発にともなって、最近ではビジネスセンター、エンタテイメント、住宅開発などが目覚しい発達を遂げています。
そのノイダに昨年9月、広大な土地に11階建てのセンターステージ・モール(ビル面積約3万3千平方メーター)がオープンしました。透明な屋根を使った明るい建物の中には、5つの映画館の他、レストラン、ブランド品を扱うファッションの店、スポーツ用品店が並び、ショッピングが楽しめる市民の憩いの場となっています。モールの隣にはフイルム・シティ(映画やテレビのスタジオ)があります。また、インドでは珍しいエスカレーターが動いています。
周りには、20階、30階建ての住宅用高層マンションが立ち並んでいます。もちろん、トイレやバスルームも完全に西洋風、完備された駐車場。サルがうろうろしていなければ、東京も顔負けの景色ですよ。
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