ではレストランや家庭で食べるデザートはというと、まず代表として登場したのがミルクを煮詰めて作った手作りアイスクリームの「クルフィー」。何リットルもある濃厚ミルクを、とろ火で5〜6時間もかけて半分以下になるまで煮詰め、型に入れて氷らせます。味はかなり濃いのですが、ミルクのやさしい甘さがして後味はさっぱり。素朴な手作りアイスのしゃりしゃり感もあり、この味にはまるお客さんも多いとか。
自家製ヨーグルトの水気を切って濃厚にしたものに、マンゴピューレを合わせたのが「マンゴ・シュリカンド」。これまたコクがあるのにさっぱりとしたやさしい味がします。マンゴブームのおかげで、今や人気メニューに。インドのお祝いごとに欠かせない「キール」は、ライスとミルクを煮込んだもの。ミルク粥風ですが、日本人には親しみのある味。中に入っているカシューナッツとレーズンの食感がほどよいアクセントになっています。
手作りのやさしさが伝わって来るお店『ナタラジ』からのメッセージは「うちのお料理を食べると『元気になる』とよく言われます。手間ひまをかけ、添加物のない体にいいものを心がけてお出ししていますので、ぜひ食べにいらしてください。」
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