アジア各地のデザートをご紹介しているこのシリーズ。一番困ったのが韓国です。韓国通の方に聞いても「デザート?う〜ん…」と困ったお返事。韓国レポーターに尋ねても同じ返事。が、皆が口を揃えてあげるものがありました。それが、韓国ファンの方にはお馴染みの「パッピンス」です。
そこで今回は、そのパッピンスが食べられるという韓国料理店「梁(ヤン)の家」を訪問。場所は韓国料理店や韓国ショップが集まることで有名な日本のコリアンタウン、新大久保にあります。とっても気さくな店主の梁さんに、韓国料理と韓国の甘味事情について伺ってみました。
「デザートはあまりないですね。食後に食べるのはスイカやまくわ瓜、リンゴ、ナシなどのフルーツ。食事の後は水かお茶という感覚なので、デザートを食べるという習慣はないんです。」なるほど。考えてみれば、もともと日本もそうだったような気がします。
パッピンスなどのスイーツは、喫茶店や専門店、ファーストフード店(にもある)で食べたい時に食べるのが一般的。また、梁さんがこどもの頃には、今回ご紹介する水晶果やシッケ(お米を発酵させたもの)をよく飲んでいたそうです。その他は、お米を蒸したお餅風のお菓子がお餅屋さんやスーパーにあるとか。
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