お二人はとても仲がよさそうですが、素顔のお二人はどんな感じなのか、お互いに紹介してください。
ミッシェル「(ホホホホ…と笑いながら)私たちはそんなに親しくないです(笑)。私がシンガポール出身なので、共通の話といえばシンガポールの食べ物くらいです(笑)」
ケン「最初はF4のメンバー4人と一緒にミッシェルさんと会ったんですが、僕が一番コミュニケーションが取りやすいんです。というのは、小さい頃に8年間シンガポールに住んでいたので、ときどき僕たちにしか通じない思い出とか笑い話が出るんです。そういうところで、気が合うんだと思います」
ミッシェルさんは「華博」で渋谷にも行かれましたが、ご感想は?
ミッシェル「さきほどパルコに行って来たのですが、渋谷はショッピングの街なんだなあと思いました。ほんとうはそのまま下に降りてショッピングしたかったのですが、今回は仕事でだめでした(笑)」
ドラマでは生粋の北京人を演じていますが、苦労されたことは?
ケン「特に苦労はありませんでした。僕が演じたのは北京人という設定ではないと思います。中華圏は広くて、いろんな訛りや発音の人がいます。僕の発音は南の方ですが、北京に住んでいたとしても違和感はないでしょう」
撮影場所は中国の奥地ですが、特に辛かったことはありますか?
ミッシェル「女性にとって一番大変なのはお手洗いです。景色はきれいなんですが、お手洗いがないのでその点は苦労しました。やっぱりあそこは近代的で美しい方がいいですから(笑)」
ケン「僕にとっては初めて中国の奥地に入って撮影したのですが、中国で撮影するのはけっしてラクではないと思います。環境の問題もあるし、習慣や価値観も違うので、台湾出身の僕やシンガポール出身のミッシェルさんが、中国で中国人スタッフとコミュニケーションをとるのは難しいところもありました。でも、皆がこのドラマを成功させたいという気持ちで、一生懸命コミュニケーションをとったので、最後には問題ありませんでした。ミッシェルさんがおっしゃったトイレの問題は、僕は男性なので苦労しませんでしたが、たしかに女性のスタッフは皆、苦労していましたね(笑)。それに僕のイメージだと、雲南の蚊はこれくらい(手の指を10センチほど広げて)大きくて、ほんとうにびっくりしました。吸血鬼のような虫もいるし、自然環境はとてもきれいなんですが、そういう苦労もありました」
演じたキャラクターについて、それぞれお聞かせください。
ミッシェル「シア・ルイはとても強い女性で、欲しいものがあればなんでも努力して手に入れるタイプです」
ケン「僕が演じるカメラマンはちょっと頑固です。その頑固な性格のおかげで、ドラマが続いていきます」
フォトセッションでも笑顔がたっぷり
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司会「今後の活動予定と抱負を教えてください」
ミッシェル「つい最近、シンガポールでのドラマ撮影が終わりました。これから、CMと映画の撮影に入ると思いますが、それは事務所で決めます」
ケン「今は、香港でのF4コンサートが終わったばかりです。これから2枚目のアルバムを出す予定ですが、年末までに出せればと思います。それから、台湾で本を出版しました。『ケンの美味しい関係』という本です。8月か9月には、日本でも出版することになるでしょう」
司会「最後に、ファンの皆さんへメッセージをお願いします」
ミッシェル「日本に来られてうれしいです。ぜひ、皆さんがこのドラマを好きになっていただけたらと思います。また、これからも日本に来るチャンスがあることを願っています」
ケン「日本のファンの皆さんの応援にとても感謝しています。この『天空之城〜City of Sky〜』も気に入っていただけたらいいのですが。また、日本に来られるように頑張りたいと思います」
ちょっとふっくらしたかな?という感じのケンでしたが、ミッシェルと共に愉快に笑う様子はとても楽しそう。世界初放映となるドラマも楽しみですが、『ケンの美味しい関係』の発売や次のアルバムの発表も楽しみ。きっとまた再来日して(と予想)元気な姿を見せてくれることでしょう。
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